シンポジウムの概要・意識調査アンケート
消費者とのリスクコミュニケーション
「農薬シンポジウム」について
全国農薬協同組合では消費者の方に農薬を正しく知ってほしいという目的で当初は小規模の座談会から始まり、現在では多い時には300名を超える一般の方を対象とした「農薬シンポジウム」を開催しています。
普段、馴染みのない「農薬」について、専門家も交え理解を深めていただく活動を継続しています。
いままでに開催した際のアンケート結果をご紹介します。
1.農薬を使用し栽培した野菜は人体に有害である
2.病害虫を防除する農薬は有害で危険である
3.農薬を使用しなくても殆どの野菜が収穫できる
4.散布された農薬は、環境中や作物中に残留し続ける
5.農薬の安全性”についてどのように感じられますか
6.農薬の必要性”についてどのように感じられますか
シンポジウム後の参加者の方のアンケートから
- 基準値を越えないよう、厳しく見ていることがわかりました。何年もの間たくさんの人が考え安全・安心な農薬が作られたんだなあと思いました。ただ、農薬は体にあまり良くないと聞き続けていたので、まだほんの少し抵抗がある気がします。
- 使用基準を遵守することが大前提であるが、農薬の安全性と有効性をよく理解することができた。
- 農薬に対する危険性は認識していたが、安全性に対し良く分かりいいシンポジウムでした。
- 適切に使用されるかどうかが一番安全に関わっていると思います。
(平成28年 食の安全・安心 シンポジウム in 滋賀 より)
これからも、全国農薬協同組合では全国農薬安全指導者協議会を中心に農薬の正しい使用方法等の啓蒙活動を続けていきます。